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病院情報の公開


病院情報公開の目的

DPCデータから全国統一の定義と形式に基づいた指標を作成し、地域の皆様に情報公開を進めています。
この指標を公開することにより、当院の特徴や現在の急性期医療について理解していただくことを目的としています。
※DPC(診断群分類包括制度)とは
Diagnosis Procedure Combinationの略で、医師が決定した主病名に基づき、入院患者さんの一連の医療行為を、国で定めた1日あたりの定額の点数から入院医療費を計算する制度です。 DPCの対象となる患者さんは、医療保険を使用し、一般病棟に入院された患者さんです。傷病名と治療方法(手術、処置の有無等)によって、14桁のDPCコードが決められています。

全国統一指標について

主な集計条件および集計方法
・年度内に当院を退院した患者さんのデータが対象です。
・医科保険適用患者さんが対象となり、自動車賠償責任保険や労災保険、自費等の患者さんは含みません。
・入院後24時間以内に死亡した患者さんは集計対象外となります。
・全集計について、10人未満の場合は、「-(ハイフン)」を表記しております。

集計項目

1 年齢階級別退院患者数

当院を退院した患者さんの人数を10歳刻みで集計しています。
この分布を見ることで、その病院の患者構成を知ることができます。

2 診療科別診断群分類別患者数等

症例数の多い診断群分類(DPCコード)を、診療科別に集計しています。各DPCコードに対する患者数、平均在院日数(自院・全国)、転院率、平均年齢を掲載しています。
各診療科がどのような疾患を多く診療しているかを知ることができます。

3 初発の5大癌のUICC病期分類別*ならびに再発患者数

5大癌と呼ばれる胃がん、大腸がん、乳がん、肺がん、肝がんの患者さんの人数を、病期(Stage)ごとに集計したものです。
がんの症例数を調べることで、その病院がどの程度がん治療に積極的に治療しているかを知ることができます。また、病期分類別に見ることで、その病院の診療の幅広さ(早期~末期)を知ることができます。
・UICC病期分類とは、国際対がん連合(UICC)によって定められた病期(ステージ)分類。①原発巣の大きさと進展度、②所属リンパ節への転移状況、③遠隔転移の有無の3つの要素によって各癌をⅠ期(早期)~Ⅳ期(末期)の4病期(ステージ)に分類するものです。

4 成人市中肺炎の重症度別患者数等

成人(15歳以上)の市中肺炎*の患者さんの人数を重症度別に集計しています。
肺炎は罹患率が高い上、死亡率も高く、悪性新生物、心疾患に次いで国民の死亡原因の上位に位置する疾患です。
・市中肺炎とは、病院外で日常生活をしていた人に発症した肺炎のことです。

5 脳梗塞のICD10別患者数

脳梗塞等に分類される患者さんの人数をICD10コード別に集計しています。
脳血管疾患も死亡原因の上位に位置する疾患であり、脳梗塞の場合、早期に治療を行うことが効果的とされています。発症日から3日以内とその他に分けて集計しているのは、脳梗塞治療が早期発見・早期治療により治療成績が異なるためです。
・ICD10コード・・・国際疾病分類(ICD10)に基づき傷病名を分類し、コード化しています。

6 診療科別主要手術別患者数等

手術症例数を診療科別に集計しています。
それぞれの診療科がどのような手術を多く実施しているかを知ることができます。また、手術前後の日数と、パスの有無を見ることで、その症例に対する診療の標準化が進んでいるかどうかを見ることができます。

7 その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

DIC(播種性血管内凝固)、敗血症、真菌症、手術・術後の合併症の患者数と発症率を集計しています。
・DIC(播種性血管内凝固)とは、なんらかの原因によって血液が凝固しやすくなり、全身の細小血管や毛細血管で血栓が詰まる病気です。
・敗血症とは、肺炎や腎盂腎炎など生体のある部分で感染症を起こしている場所から血液内に病原体が入り込み、重篤な全身症状を引き起こす病気です。
・真菌症とは、真菌がヒトの体の障壁を越えて定着することに起因する感染症の病気です。
・手術・術後の合併症とは、手術により創部感染などを発症してしまう合併症の病気です。

問い合わせ先

事務局医事課
電話0587-32-2111