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病院紹介

病院事業管理者・院長あいさつ


病院事業管理者あいさつ

病院事業管理者 加藤健司

病院事業管理者
加藤 健司

 当院では、長年にわたり、市民の命を守り健康を支える拠点として、高度な医療の提供を行うとともに、地域の医療機関では対応が難しい政策医療や不採算医療を担い、地域の中核病院としての役割を果たしてきました。
日本の人口は、全国的に少子高齢化が加速する中で、85歳以上を中心とした高齢者数は、2040年頃がピークとなり、医療・介護の複合ニーズを有する高齢者の救急搬送は今後益々増加し、在宅医療・介護の需要も加速度的に増加することが予想されています。
そのため、急性期から在宅までを見据えた医療体制の整備が大変重要であると考えており、それらすべてを当院だけでまかなうことは不可能であることから、当院と地域の医療・介護施設との連携を深め、役割の明確化を図り、協力して対応しています。市民の方が安心して住み慣れたご自宅や地域で、自分らしい暮らしができるよう継続的かつ安定的な医療を提供し、通院が困難な方に対しての在宅医療の推進や、介護施設に入所されている患者さんやその家族の要望に寄り添う地域医療の実現に取り組んでまいりたいと考えております。

 国においては、将来の人口構造の変化に対応した医療提供体制を構築する必要があり、2040年以降も見据えた新たな地域医療構想の検討を進め、急性期病床の減少へと向かっているところです。
診療報酬制度は、年々厳しくなり、病院経営は厳しさを増してくるものと認識しておりますが、医療従事者を確保し、働き方改革や医療DXなどによる労働環境の改善についても着実に進めなければなりません。
また市民が病気にかからないようにし、健康寿命を伸ばすため、市民病院と行政が一体になった予防医療に対する取り組みも、健診と合わせて進める必要があります。

 患者さんからのニーズや地域医療を取り巻く環境は刻一刻と変化しており、その業務の重みが増していく事が予想されますが、地域医療における当院の役割を果たし、市民の生命を守り、安心を確保するため、職員一丸となって地域の皆様の期待に応えられるよう努めてまいります。


稲沢市病院事業管理者
加藤 健司

院長あいさつ

院長 山口竜三

院 長
山口 竜三

 令和4年4月から加藤健司現事業管理者の後任として稲沢市民病院長を拝命しました。
 当院での勤務は初めてで、これまでは急性期病院で数多くの消化器疾患やがんの外科手術を行うことによって地域医療を支え、幹部職員として病院運営に関与し、同時に多くの後進の指導・育成にも力を注いでまいりました。これらの経験と実績を認めていただき、この度、大任を仰せつかりました。また、わたくしは地元稲沢の出身であり、医師目線だけでなく一市民の目線からもこの病院を眺めることができますので、当地域の医療に貢献できる良い機会ではないかと考えています。

 しかし、現在の医療界は、2025年問題、働き方改革と多方面から大きな課題を抱え、巨大な渦の中で翻弄されています。この不透明感の中でも、明瞭な目標を定め、舵を取る役目でありますので身の引き締まる思いでいっぱいです。ただ、この難局を乗り越えるためには、自助努力もさることながら、地域のさまざまな医療施設との連携と協力、ならびに基幹大学との密接なつながりが不可欠です。また、医療界にとどまらず、もっと広い視野に立つと、DX、少子化・超高齢化対策、多様性の容認、脱炭素など、社会はかつてない変革期にあります。これらをプラスの機と見れば、病院を近い将来に、ハード・ソフト面ともに進化した姿に変えていけるはずです。今後とも皆様方のご指導、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

 当院は、これまで70有余年と長きにわたり地域医療を担っており、現在も尾張西北部広域二次救急医療圏の急性期医療を支えながら、回復期医療や在宅支援まで広く関わることによって、近くの住み慣れた街で完結できる医療を目指しています。これからも、基本理念として掲げた“親しまれ信頼される病院”であり続けるために、職員一同、鋭意努力し、心のこもった安心安全な医療をご提供してまいります。


院長 山口 竜三
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