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診療科・部門

骨粗鬆症マネージャーについて


当院には、日本骨粗鬆症学会員で認定を受けた骨粗鬆症マネージャーが5名在籍しています。主な役割は、骨粗鬆症のスクリーニング・評価の補助、患者指導・生活支援、医療チーム内のコーディネートなど多岐に渡ります。その活躍について、実際に骨粗鬆症マネージャーに話を聞きながらご紹介します。

interview

資格をなぜ、取得しようと思ったのですか?

私は現在、転倒骨折センターに勤めています。日々、患者さんと関わる中で、高齢化に伴い骨折の患者さんも増えてきています。その背景には骨粗鬆症による骨のもろさや認知症による転倒リスクの増加が深く関係しています。中には、退院後も骨折を繰り返す患者さんもいます。そのため、深い知識を身につける必要性があると感じ、骨粗鬆症マネージャーの資格を取得しました。院内には、私を含めて5名の骨粗鬆症マネージャーが在籍しています。

骨粗鬆症マネージャーとしての活動は?

入院患者さんの中には、退院後に再び骨折して再入院される方もいらっしゃいます。そのため当院では、二次骨折を予防するために、治療面だけでなく、生活の質を保つことにも重点をおいています。ご自宅での過ごし方や、お住まいの環境など、骨折を防ぐための工夫について家族を含めた多職種のチームで話し合い、支援しています。

地域活動としては、出前講座などを通じて一次予防の大切さをお伝えしています。
日常生活では、食事ではカルシウム摂取量の目安や、運動の大切さ、転倒を防ぐ工夫など日々の暮らしの中でできる予防をわかりやすくお伝えしています。

骨は人体を支えるだけではなく、その人の生活も支える大切な存在です。今からでも遅くない。ということもお伝えしたいです。
今後は、骨密度を高めるために大切な時期である20歳までのお子さんや、子育て世代の方にも日常生活の中で、今からコツコツとできる取り組みなどを広げていきたいと思っています。一緒に骨について学び、将来の健康寿命を伸ばしていきましょう。

出前講座
「生活習慣病〜大人の今からはじめる骨粗鬆症対策〜」

出前講座の様子

骨粗鬆症とは?骨粗鬆症を見つけるための検査方法や、治療方法、予防まで。食事では、カルシウムはもちろん、ビタミンDやビタミンKの含まれている食事を摂取することが大切です。

病院まつりでの活動

病院まつりでは、骨密度測定を行った方の中で、骨密度の値が気になった方などを対象にお一人おひとりに普段の生活などをお聞きします。疑問などにお答えしながら、骨粗鬆症にまつわるお話をさせていただきました。
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