グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



ホーム > 診療科・部門 > 脳神経外科 > 片側顔面痙攣と三叉神経痛

片側顔面痙攣と三叉神経痛


片側顔面痙攣三叉神経痛の原因の多くが、血管(主に動脈)と神経(顔面神経・三叉神経)が接触して症状をきたすものです。意外に知られておりませんが、これらの疾患は、外科的に治療可能なもので、機能的脳神経外科の代表的疾患であります。根本的な治療が、外科的治療(神経血管減圧術)なのですが、対症療法が漫然となされていることが往々にして見られます。脳神経外科として啓蒙が必要な疾患と考えています。これらは、手術的治療の有効性(根治)は十分に証明されていますが、今なお合併症率が高いことも知られています。最も多い合併症は、聴力障害であり、その他顔面神経麻痺などがあります。機能手術であるだけに、このような合併症をきたさない努力が必要です。私たちは聴性脳幹反応や、顔面神経モニターを駆使した手術を行っており、これらの合併症をゼロにするべく努力をしております。原はこれまでに250例の顔面痙攣、三叉神経痛の手術を行っております。一般市中病院では、この手術は年間数例もありません。近年、私たちが手術する症例は増加傾向にあり、良好な手術成績を残しております。
ダウンロード資料

PDFファイルをご覧になるためには、AdobeReader® が必要です。パソコンにインストールされていない方は右のアイコンをクリックしてダウンロードしてください。